OLYMPUS OM-D E-M1の液晶パネルを交換した話

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2024/06/02

経緯

中古で購入したE-M1なのですが,やはり液晶パネル(ディスプレイ)が割れているのはあまりよろしくないなと思っていました.

ボロボロ差がいい感じでガシガシ使えるという点は良いのですが,やはり画面が割れていると汚しそうで怖いし,防錆性能に不安があるので,ガシガシ使えないです(´;ω;`)

という事で液晶の交換をすることにしました.

現状確認

割れている部分を確認します.交換するときにガラスの破片が飛び散らないように気を付けるためです.

液晶の取り外し

側面のねじ(3個)を外します

ケーブル収納部分を外します(ねじ2個)

液晶を外す

単純に強力な両面テープでくっついています.スマホを修理する要領でやります.

吸盤を使って液晶を持ち上げます.

液晶が持ち上がってきたら隙間にピック?を隙間に入れて持ち上げます.

この時持ち上がってこないときは少しドライヤー等で温めましょう.

持ち上げるときに液晶にひびが入りましたが,どうせ割れているので気にしません(-_-;)

一か所入ったらそのままスライドさせて両面テープをはがしましょう.

うまくはがれるとこんな感じで持ち上がります.

この時ケーブルを損傷しないように慎重に持ち上げましょう.

上側からフレキシブルケーブルが出ているので下側を持ち上げるとよいです.

ケーブルを外す

液晶を外したら状態を確認します.どのようにケーブルがついているかです.

できるだけ再利用したいのでむやみに外したくありません.

確認後にフレキシブルケーブルを取り外します.

汎用的なコネクタでした.

爪を上に持ち上げて外します.

(たまに変な構造の者があり爪を折ってしまうことがあるのでここは慎重に...)

絶縁テープを外し,液晶を完全に取り外します.

両面テープをはがす

適度に清掃しながら両面テープをはがしていきます.

パワーこそ正義?

この時,アルコールなどを使って粘着部分を確実に取り切るようにしてください.

新たに付ける両面テープの性能を下げてしまいます.

新しい液晶と交換

基板の取り外し

買っておいていた液晶パネルを出します.

基板は使いまわしましょう.コネクタを外し丁寧にはがします.

どうもケーブルを折り曲げて使っているようです.基板にケーブルを付けて配置を確認します.

直角に折り曲げてある細いケーブルの折る位置を決めなければなりません.

うまく行きそうなことを確認します.

動作確認

付けてしまってから動かないと困るので動作確認をします.

仮の状態でケーブルを固定し,ショートしないように気を付けながらバッテリーを入れます.

電源を入れます.

無事つきました.

この時,タッチ操作も正常か確認するのを忘れないように.

基板の取り付け

動作確認後,基板を両面テープで貼り付けます.

取付位置の確認をします.フレームに仮で取り付けます.

ここで部品が足りないことに気が付きました.

この穴の中についている部品です.

物としては導電性のクッションです.

ノイズ対策に使うものですが,発熱対策にも使えるらしくその用途で使っているのかもしれません.

どちらにせよ個人で購入するのは難しいので再利用します.どうしても粘着力が落ちてしまいますが,もともとついていた両面テープ(導電性?)でないと性能が発揮できそうにないので無理やり押さえつけます.

両面テープの取り付け

事前に買っておいた3Mの防水使用の両面テープを使用します.

幅は mmの者を使用します.

汚れがついてしまわないように使うまでは袋に入れておきましょう.

このような感じ取り付けます.

できるだけ防水性を担保したいので,隙間が生まれないように気を付けながら貼ります.

絶縁処理

元々の基板を参考に絶縁処理をします.

元々のテープは絶縁効果と放熱効果があるようですが,自分はそこら辺に転がっていた回路用の絶縁テープを使いました.

取り付け

実際に取り付けていきます.

カメラ側のケーブルを取り付けます.

取り付け後,位置を確認します.ついでに動作確認します.

電池を抜き,

カメラ側のケーブルからのケーブルにも絶縁テープを貼ります.

取り付け!

取り付けようとしたらテープが引っかかってしまいました.修正.

再チャレンジ

取付完了!

組み立て

外していた部品を取り付けます.

組み立て完了!!

動作確認

最後に電池を入れて動作確認をします.

正常に動いています.

という事で無事終了です.

最後に注意事項ですが,自己修理をしているという事で,本来の性能の保証はできなくなるため,バシャバシャ水につけるとかはしないでおきましょう.

また,念の為,貼り付け後はしっかりと吸着するまで時間を置きましょう

それでは良い写真ライフを~

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